ベストプラクティス

ベストプラクティスとは、平たくいえば「大きな成果を上げている企業のやり方」です。自社のやり方(ビジネスプロセス)の非効率な点を探すためには比較対象となるモデル企業が必要であり、通常はそれを他社の事例に求めます。これをベンチマーキングといいます。ベンチマーキングにあたっては、比較して意味があるようにビジネスプロセスが似ている企業を選ぶ必要があります。従って、通常ベストプラクティスは同じ業界のトップ企業のものになります。ERPのように業務プロセス自身をアプリケーションに含む場合、ベストプラクティスをモデル化して実装します。
ベンチマーキングは先進企業へのキャッチアップ(追随)であり、通常、企業はこれとは別に新しい製品・サービスの開発(イノベーション・マネジメント)を通じて差別化を図ろうとします。

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/bestpractice.html
ベストプラクティス
best practice

 最も効果的、効率的な実践の方法。または最優良の事例。
 ビジネスや経営においては、世界で最も優れていると考えられる業務プロセス、業務推進の方法、ビジネスノウハウのことをいう。ERPパッケージが登場したころには、「ERPはベストプラクティスの集まりである」というような言い方がされた。

 もともとは、経営管理手法としての「ベンチマーキング」における、自社をその状態に近づけるべき最高水準の状態として、比較・分析の対象となるモデルのことを「ベストプラクティス」という。