経営・ビジネス用語

管理会計

財務会計は企業として定められた財務状況の報告にかかわる会計ですので、義務・定期・社外向けはいずれも適当といえます。 それに対して経営状況の把握を目的とした管理会計は、財務会計と比較すると任意・随時・社内向けということができます。どちらの業務…

RFM

RFM分析の名称は、R(recency:最後の購買日)、F(frequency:購買の頻度)、M(monetary:累計の購買金額)の頭文字から来ています。顧客の購買行動をカテゴリ分けすることで、優良顧客を特定したり、セグメントに応じたマーケティング施策を立案すること…

バーンアウト(燃え尽き)症候群

バーンアウトについては関連記事をお読みください。自分はもちろんですが仕事仲間のメンタルヘルスに気を配ることもビジネスを遂行する上で重要なことです。一般に、心の問題は早く手を打つことが重要と言われています。なお選択肢2は、バーンアウトしてしま…

 SECI

SECIモデルは、組織における知識創造の基礎理論です。一橋大学大学院の野中郁次郎教授らが提唱者です。 「( )化」という言葉をただ覚えるのは難しいので、関連リンクの個人―組織と暗黙知―形式知のマトリクスをたどってみてください。納得しやすいモデルで…

PLM

成長期の経済環境下においては、製品の量産によって製造コストを引き下げて利益を確保することが一般的な製造業の事業戦略でした。しかし現在では、変化する市場に機敏に追随できるように製品のライフサイクルを細かく管理することが求められています。[関連…

TOC(制約条件の理論)

TOC (Theory Of Constraints、制約条件の理論)は、最初は生産管理のための理論として提唱され、その後包括的な業務改善の手法として拡張されました。詳しくは関連リンクをお読みください。TOCでは全体のスループット(生産量)を決定する最も遅い工程(ボト…

EVA

資本を維持するにはコストが掛かります。借りているお金なら利息を払わなければなりませんし、株主は配当と値上がり益が見込めなければ株を持ち続けてくれないでしょう。経済的付加価値(EVA)は、そのような資本コストを考慮に入れて利益を計算するところに…

EPR

ERP(Enterprise Resource Planning)のコンセプトは、調達・生産・在庫・販売・物流・会計・人事などの業務プロセスにまたがるヒト・モノ・カネ・情報(経営資源)を一元管理するところに特徴があります。http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/erp.htmlERP (e…

シックスシグマ

シックスシグマ(6σ)の指導原理の一つはCTQ(critical to quality:経営品質に決定的な影響を与える数少ない要因)と呼ばれています。これは平たく言えば「重要なものから先に手を付けていこう」ということですので、結果の8割が2割の原因によって左右され…

シェアードサービス

シェアードサービス shared service http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/sharedservice.html 複数の組織で共通的に実施されている業務(特に間接部門)を、個々の組織から切り離して集中・統合して別会社として独立させ、それぞれの企業(通常はグループ企…

コア・コンピタンス

一般的に「コア・コンピタンス経営」という場合、自社の根源的な強みを見極めて組織的にそれを強化していこうという長期的な経営姿勢を指します。コア・コンピタンスを定義することで、自社ならではの強みになり得ないものを社外に委託するなり企業間で共有…

ゴーイングコンサーン

例えば企業の資産を複数年に分けて費用計上していく「減価償却」や、企業の無形の価値を認める「のれん代」という考えは、その存続を前提としています。関連リンクのように、目的を達成したら解散してしまうプロジェクトと比較して考えると分かりやすいでし…

ITガバナンス

企業の経営資源は俗に「ヒト・モノ・カネ」と言われています。文脈に応じてこれに「情報」や「技術」を加えることもあります。限りある資源をどう配分していくかがまさに企業の経営戦略です。例えば「ヒト」という資源について考えてみましょう。同じ業態の…

イノベーション

innovation もともとは経済学の用語で、資本主義経済における経済成長の原動力となり、社会を発展・活性化させる“新しい(イノベーティブな)やり方”のこと。“技術革新”と訳されることが多いが技術の革新だけではなく、販路や提供方法(価格)、原料や部品の…

マーケットイン

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/marketin.html マーケットイン market-in、market-oriented 企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、商品・サービスの購買者のニーズ優先し、ユーザー視点で商品開発を行い、ユーザーが求めているものを求めている…

PPM

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/ppm.html プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント products portfolio management / PPM 多種類の製品を生産・販売したり、複数の事業を行ったりしている企業が、戦略的観点から経営資源の配分が最も効率的・効果的…

One to Oneマーケティング

One to Oneマーケティングでは、顧客をセグメントされた集団ではなく個人と捉えます。従来カスタムメイドであった顧客1人ひとりへのサービスを、従来並みの価格で提供しようとすることをマス・カスタマイゼーションといい、その主要な技術としてパーソナライ…

CSR

CSR(企業の社会的責任)は、企業が経済的な利益を最優先として成長してきた反省から生まれた考えです。「株主利益を最大化する」は重要な目標ですが、例えば自然環境の破壊や労働搾取といった、社会の存続を脅かすような施策をとることを正当化するものでは…

パレートの法則

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/paretoslaw.htmlパレートの法則 Pareto's law 一国の富、企業の売り上げ、不良品の発生などにおいて分配・分布・発生原因を考えたとき、その大勢は少数の要因によって決定されるという経験則。 イタリアの経済学者・社…

販売の仕組みを考えるときに欠かせない要素は製品(Product)・価格(Price)・宣伝(Promotion)・販売チャネル(Place)。これは各々の頭文字を取って4Pという言葉で知られています。ただこれは一般論であって、どんな製品・サービスでもこの4つだけを考え…

3C

事業環境の分析に用いるフレームワークとして、3Cというよく知られた枠組みがあります。これはCompany(自社)、Competitor(競合)、Customer(顧客、広義には市場)の頭文字を取ったものです。 例えば設問のケースでは、自社の体制整備と競合分析の話は出…

PDCAサイクル

もともとは生産プロセスにおける継続的な品質改善のキーワードでしたが、現在では一般的な仕事の進め方の心得として普及しています。特に重要なのは「Act」。仕事の成果を評価(Check)し、具体的な改善策を立てる(Act)、次の計画(Plan)へのフィードバッ…

CSF

目標を立てる際にCSFをしっかり見極められると、作業の優先順位づけや、場合によっては目標の縮減なども容易になります。 KSF(Key Success Factors)はCSFの同意語で、こちらの方が多く使われているかもしれません。KPI(Key Performance Indicators)はCSFを…

コンプライアンス

法の遵守は当然のことのように思えますが、すべての社員に対し業務に関連する法律等への遵守を徹底することは容易ではありません。しかし顧客からの信頼が企業の存続を大きく左右するようになっている現在、企業はあらためて定められた法律などを遵守するこ…

ベストプラクティス

ベストプラクティスとは、平たくいえば「大きな成果を上げている企業のやり方」です。自社のやり方(ビジネスプロセス)の非効率な点を探すためには比較対象となるモデル企業が必要であり、通常はそれを他社の事例に求めます。これをベンチマーキングといい…

 3C

事業環境の分析に用いるフレームワークとして、3Cというよく知られた枠組みがあります。これはCompany(自社)、Competitor(競合)、Customer(顧客、広義には市場)の頭文字を取ったものです。まったくマーケットが存在しない新サービスを開拓するような場…

バランスト・スコアカード 戦略

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/bsc.html バランスト・スコアカード バランス・スコアカード / BSC / balanced scorecard 企業や組織のビジョンと戦略を、具体的なアクションへと変換して管理し、戦略の実行を支援するとともに、戦略そのものも市場や…

マトリクス組織

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/matrixorganization.html マトリクス組織 matrix organization / マトリックス組織 / マトリクス型組織 / 行列式組織 職能別、事業別、製品別、顧客別、地域別、時間別、プロジェクト別、ビジネスプロセス別などの異な…

PPM

成長期の市場の方が事業環境としては魅力的に感じられますが、一般に成長市場は競争が激しいうえ先行投資の負担があり、収益性は高くなりません。 一方、成熟期まで競争に勝ち残り、市場シェアを相対的に上げることができれば収益性は高まります。この成熟市…

 KPI

進行中の事業やプロジェクトがうまくいっているかどうかを管理するためには、目標にあった測定指標の設定が必要です。これをKPI (key performance indicator)と呼びます。 利益額やメンバーの満足度は、プロジェクトの目標によってはKPIとなるかもしれませ…